モディ首相初の黒星 インド首都圏議会選で野党が圧勝

モディ首相初の黒星 インド首都圏議会選で野党が圧勝

2月10日に開票されたインドのデリー首都圏(州に相当)議会選挙で、「反汚職」を掲げる庶民党(AAP)が定数70のうち67議席を占める圧勝を収め、アルビンド・ケジリワル党首(46)が14日、首都圏首相に就任した。経済成長を掲げ、同国で30年ぶりの単独過半数を獲得して政権交代を実現した2014年春の下院選以来、その後の地方選でも好調を維持してきた国政与党・インド人民党(BJP)とモディ首相にとっては初の黒星となった。今回のデリー首都圏議会選では、BJPはこれまでの地方選での戦いぶりとは全く異なり大苦戦。その結果、BJPはこれまでの31議席から激減、わずかに3議席となった。朝日新聞デジタルが報じた。