春秋航空 3月末から中国4都市~関空路線を就航

春秋航空 3月末から中国4都市~関空路線を就航

中国の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海市長寧区)は3月末から新たに中国4都市と関西国際空港を結ぶ路線を開設する。これにより、関空と中国国内を結ぶ春秋航空の路線は10路線に拡大する。ポータルサイトの網易新聞が報じた。関空との直行便を開始するのは四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市、福建省泉州市の4都市。関空~鄭州市は3月29日から、その他の3路線は30日から運航開始し、いずれも週3~4往復便となる。春秋航空は1月に関空~青島線、関空~甘粛省・蘭州線を開設、急ピッチで路線拡大している。関空を結ぶ路線は現在このほか、上海、天津、重慶、湖北省武漢市に就航している。

春秋航空は1月時点で、エアバスA320型機48機保有。2018年に保有機材を100機まで引き上げる目標を掲げている。上場している市場の上海証券報によると、同社はフランスのエアバスと米ボーイングから旅客機計30機を購入することで交渉を進めているもようだ。年内に発注する見通しで、さらに30機追加購入する可能性もあるという。NNAが報じた。