初チャーター便運航機にバンコクでオホーツク観光誘致
北海道道東地区の自治体代表や観光事業者らが2月13日、タイ・バンコクで旅行代理店などを招待し、観光誘致セミナーを開催した。地区内の女満別空港とタイを結ぶ初めてのチャーター便が今月運航されたことを契機に道東の観光資源をPRし、タイ人観光客数の拡大を目指す。
道東の自治体で構成する「女満別空港国際チャーター便誘致協議会」のメンバーがタイを訪れ、セミナーで地区内の景勝地や温泉、海産物などを紹介した。協議会には斜里町、同空港のある大空町のほか、北見市、網走市、美幌市が参画している。
JTBは2月10~15日、女満別空港~タイ・スワンナプーム空港のチャーター便を使用した道東ツアーを企画。約240人のタイ人観光客がオホーツク海の流氷などを見学するコースに参加した。一方、同じチャーター便で日本からはタイへの観光客に加え、同協議会メンバーがタイを訪れた。JTBは2014年から「交流文化事業」として、タイと日本の地方都市を結ぶチャーター便事業を強化しており、15年は道東に続き4月には広島、小松(石川県)へも同様のチャーター便を運航する。NNAが報じた。