インドネシア1月新車販売9%減 3カ月連続10万台割れ
インドネシアの2015年1月の新車販売台数(出荷ベース、確定値)は、前年同月比9%減の9万419台だった。ガソリンと軽油の価格が14年11月から上昇した影響で、3カ月連続の10万台割れ。15年も通年で14年と同水準の120万台の販売が見込まれる中、政府の燃料価格政策に注目が集まる。
1月販売では、上位15社中10社の販売が前年同月から落ち込んだ。セグメント別ではインドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)が定めるセダン以外の11分野のうち7分野が低迷。主流の小型多目的車(MPV)市場は17%減の2万5521台で、全体に占める割合は前年同月の30%から27%に縮小した。低価格小型エコカー(LCGC適合車)は横ばいの1万4125台で、全体に占めるLCGCの割合は15%となった。NNAが報じた。