埼玉県 インドネシアで初の商談会 中小企業進出を支援
埼玉県は県内中小企業とインドネシアの現地企業とのビジネスマッチングを支援するため、2015年秋にインドネシアで初の商談会を行う。海外ビジネス支援に関する業務協力協定を結んでいる金融機関と連携し、金融機関の現地のネットワークを有効活用してビジネスマッチングの機会を設ける。インドネシアは自動車産業の集積が進んでいることで知られる。県内企業の海外進出の検討先としてベトナムやタイに次いで多く、より積極的な進出支援が必要と判断した。
埼玉県は秋の商談会に先立ち、6月までをめどに参加する県内中小企業を募集する。製造業を中心に10社程度の参加を見込む。県内中小企業1社につき少なくとも3社以上の現地企業との商談の機会を設ける計画だ。商談会はジャカルタで開催を検討している。日刊工業新聞が報じた。