インドネシアからのトヨタ車の完成車輸出1月53%増

インドネシアからのトヨタ車の完成車輸出1月53%増

トヨタ自動車は2月24日、2015年1月にインドネシアから輸出した完成車(CBU)が前年同月比53%増の約1万5000台だったと発表した。14年はインドネシアの自動車メーカー各社のCBUの合計輸出台数は約20万台で、うちトヨタ車は約8割の16万台だったが、15年は1割増の17万6000台を輸出目標に設定している。

インドネシアからのトヨタ車のCBU輸出動向を見ると、同国のエコカー政策(LCGC)適合車「アギア」は14年2月からフィリピン向けに月平均500台を輸出。13年末に現地生産を開始した小型セダン「ヴィオス」は14年3月から中東向けに出荷を開始したほか、4月には近隣諸国に出荷している小型多目的車(MPV)「アバンザ」の輸出先を中東各国に広げている。NNAが報じた。