スズキ インドネシアからスクーターの輸出開始
スズキは2月27日、インドネシアで生産した「アドレス110」(排気量110cc)の輸出を開始した。同国からスクーターを海外向けに出荷するのは初めて。東南アジアを中心に日本や欧州、オセアニア向けに初年度は完成車(CBU)と完全組立車(CKD)併せて3万台を出荷する。。アドレス110は、インドネシアの製造子会社スズキ・インドモービル・モーター社が西ジャワ州ブカシの工場で生産する。
輸出先は24カ国。2016年3月期の輸出台数は15万台を見込む。このうちアドレス110は2割を占める見通し。18年には20万台に引き上げる計画。14年3月期の輸出台数は全車種で計11万4000台だった。なお、同日開かれたスクーター初出荷を祝う式典には、インドネシア政府からサレ・フシン工業相、ラフマット・ゴーベル貿易相らが出席した。