中国 景況感指数2カ月連続50割れ 製造業振るわず
中国国家統計局などは3月1日、2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)を49.9と発表した。景況判断の節目となる50を2カ月連続で割り込んだ。2年4カ月ぶりに50を割った1月の49.8と比べてわずかに上昇したものの、不動産市況悪化の影響で、製造業の活動が振るわない状況が続いた。統計局は春節(旧正月)の影響で生産活動が落ちたと説明し、今後は企業が生産を回復し、製造業は活発になると予想。中国人民銀行も2月28日に追加利下げを発表した。PMIは製造業3000社を対象に調査。50を上回ると生産活動などの拡大を、下回ると縮小を意味する。共同通信が報じた。