日本・インドネシア 防衛協力覚書に調印へ 中国けん制
日本とインドネシアの両政府が今月下旬、防衛協力に関する覚書に調印することが両国関係者への取材で分かった。災害時の支援やサイバー防衛、防衛装備分野での協力などが主な内容。日本側は海洋進出を強める中国をけん制する狙い。インドネシア側には先進技術を取り込んで防衛力の強化を図る思惑があるとみられる。覚書では①インドネシアの津波対策への協力②国連平和維持活動での協力③人的交流の促進–などを念頭に置いているという。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と日本の防衛協力は、すでにベトナムやフィリピンなどとも締結されている。毎日新聞が報じた。