ANA HD海外で和食モール シンがポールに合弁

ANA HD 海外で和食モール シンがポールに合弁

ANAホールディングス(HD)は海外で外食事業に乗り出す。3月中に子会社の全日空商事を通じ、飲食店モールの企画やテナント誘致の合弁会社をシンガポールに設立し、現地で日本食専門フードコートを開く。国内空港での店舗運営ノウハウを生かし、日本食ブームが続く東南アジアで新たな収益源に育てる。

合弁会社は「グローバル・リテール・パートナーズ」で、資本金は76万5000㌦(約7000万円)。全日空商事が筆頭株主として40%を出資する。ANA HDが外食事業で海外に進出するのは初めて。第1弾としてシンガポール市内にある大型複合施設「サンテックシティー」で建設中の商業施設内に床面積1300平方㍍のフードコート(座席600席)を6月に開く。日本経済新聞が報じた。