クボタ マレーシアで合弁バイオマス発電事業

クボタ マレーシアで合弁バイオマス発電事業

クボタはマレーシアでバイオマス発電事業を始める。ヤシの実からパーム油を取り出す際に出る廃液中のメタンガスを回収し、これを燃料に発電する。現地のパーム油メーカーと合弁で手掛ける。クボタは廃液処理や発電などでのパーム油関連設備を販売している。売電収入で顧客の投資回収を後押しし、設備の拡販につなげる。3年後に同国の設備売上高で50億円を目指す。3月中にも、発電事業を手掛ける特別目的会社(SPC)「バイオガス。スルポン」を設立する。資本金は約8700万円で、クボタが49%、現地のパーム油会社などが51%を出資する。クボタの発電設備(出力2000㌔㍗)を設置し、2016年夏に売電を始める。日本経済新聞が報じた。