明電舎 シンガポールで下水施設向け水処理膜を受注

明電舎 シンガポールで下水施設向け水処理膜を受注

明電舎は3月18日シンガポールの下水処理施設向けに水処理膜を受注したと発表した。耐久性が高く長寿命などの特徴を持つセラミック平膜で、基幹部品を輸出し現地で組み立てる。これまでシンガポール公益事業庁(PUB)などと実証研究を進めてきたが、ビジネスベースでの受注は初めて。現地法人の明電シンガポールがPUBのチャンギ水再生センターMBRプラント向けに受注した。受注額は非公表。処理能力は1日5000立法㍍で、約5万人分の処理量に相当する。年内に立ち上げる現地工場で組み立て、保守なども提供する。