ASEAN,金融統合へ前進 財務相・中央銀行総裁会議
東南アジア諸国連合(ASEAN)は3月20~21日にかけて、クアラルンプールで財務相・中央銀行総裁会議を開いた。会議終了後に発表した共同声明で、年末の「ASEAN経済共同体」の発足に向けた金融分野の統合作業が大きく進展したと強調した。ただ、金統合を巡っては一部の国が設ける外国の金融機関の参入規制が壁になっている。声明は、一定の条件を満たした銀行に「公認ASEAN銀行との評価を与え、国境を越えて活動しやすくする仕組みを構築する方針を明らかにした。共同通信が報じた。