日中韓首脳会談へ努力 3カ国外相「最も早期に」

日中韓首脳会談へ努力 3カ国外相「最も早期に」

日本の岸田文雄外相、中国の王毅(おうき)外相、韓国のユンビョンセ外相は3月21日、ソウル市内のホテルで会談し、日中韓首脳会談について「最も早い早期で都合のよい時期に開催すべく努力する」ことで一致した。2012年4月に中国・寧波で開かれて以来、約3年ぶりの日中韓外相会談をそろって評価したが、王、ユン両氏は日本に対し、歴史認識問題で慎重な対応も求めた。会談後、3カ国外相は「歴史を直視し、未来に向かうとの精神のもと、関連する諸問題に適切に対処する」と明記した共同報道発表を出した。