埼玉県と中国山西省がPM2.5対策で環境技術協力

埼玉県と中国山西省がPM2.5対策で環境技術協力

埼玉県は4月の新年度から、姉妹友好関係にある中国山西省の大気汚染改善に協力するため、新たな技術協力を実施する。微小粒子状物質「PM2.5」対策の共同研究や、同省への専門職員の派遣などを予定している。山西省側から2014年12月に協力要請があり、県の環境部長が3月17日、同省環境保護庁を訪問して技術交流の実施に合意した。PM2.5の研究に取り組んでいる埼玉県環境科学国際センター(加須市)を中心に協力事業を進め、分析技術の習得のため山西省からの研修員を受け入れる。4月からの新年度の早い段階で交流をスタートする。NNAが報じた。