中国に吹き荒れる”腐敗撲滅キャンペーン”の嵐

中国に吹き荒れる”腐敗撲滅キャンペーン”の嵐

複数の中国メディアは3月22日、内モンゴル自治区政府の諮問機関、政治協商会議の前副主席、趙黎平氏(63)が殺人容疑で公安当局に拘束されたと報じた。習近平政権は2012年11月発足後、「トラもハエもたたく」と宣言。中央政府で要職にあった幹部を含め地位に関係なく、全国で反腐敗キャンペーンを展開しており、趙氏は失脚した100人目のトラ(次官級以上の幹部)となった。今後も腐敗撲滅の嵐は吹き荒れるとみられ、共産党幹部はいま戦々恐々としている。