パナホーム 台湾で躯体・内装一体提案のマンション事業
パナホームは台湾のマンション事業で、建物の躯体(スケルトン)と住戸の内装(インフィル)をセットにした住居一体提案を始めた。台湾住宅市場は、躯体だけのスケルトン状態で販売し、購入者が内装設備を購入、後付けするのが一般的。ただパナホームは、パナソニックの家電事業が台湾で半世紀以上の歴史があるトップブランドであることを生かし、グループで手掛ける内装材などを基本仕様として提案、事業の付加価値を高めるのが狙い。また、パナホームは案件によってデベロッパーとしての参画も検討するとしている。パナホームの台湾子会社が、パナソニックグループの家電や内装材など現地販売会社と連携、住宅関連事業まで拡大する。