国家警察が過激派を一斉摘発 各地で初の同時掃討作戦

国家警察が過激派を一斉摘発 各地で初の同時掃討作戦
 国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)は5月8日から9日にかけて、ジャカルタや西ジャワ州バンドン、バンテン州チプタット、中部ジャワ州バタン、クンダル、クブメンで過激派組織の隠れ家を一斉摘発し、抵抗した反テロ法違反容疑の被疑者7人を射殺、13人を逮捕した。各地で過激派の同時掃討作戦を展開したのは初めて。
 警察は、中部スラウェシ州ポソや、昨年首都圏などで摘発した組織と関係があるとみて捜査を始めている。ジャカルタでは5月2日、中央ジャカルタ・メンテンのミャンマー大使館への爆弾テロを計画していたとして、インドネシア人2人が逮捕されたが、今回摘発されたグループとの関係は明らかになっていない。