日本人高齢者向けシニアタウン開発推進 ジャバベカ

日本人高齢者向けシニアタウン開発推進  ジャバベカ

インドネシア不動産開発大手ジャバベカは、住宅を中心に病院、教育施設などを併設する高齢者向けのシニアタウンを、西ジャワ州を中心に国内全土100カ所に設置する。日本の介護サービス事業者ロングライフホールディングなどと連携し、リタイアした日本人高齢者を主要顧客として呼び込む考えだ。

まずジャワ島西部のリゾート地、タンジュン・レスンにシニアタウンを開発する。約1500㌶の敷地にシニア向けの戸建て住宅や集合住宅を建設。周辺にホテルやゴルフ場、マリーナ、商業施設のほか、高速道路や空港も一体開発する計画だ。すでに1億4000万㌦を投じて開発を進めており、さらに開発費5億㌦を見込んでいる。2015年2月にタンジュン・レスンを訪れたジョコ大統領は同地区を経済特区(SEZ)として正式に承認しているという。日本経済新聞が報じた。