インドネシアから海外へ移転する企業が増加
インドネシア商工会議所のベニー・ストリスノ労務担当副会頭は「海外、とくにASEAN(東南アジア諸国連合)などからの投資誘致が増えている。例えばミャンマー政府は50年間の土地利用権を外資企業に付与しており、インドネシアの企業も実際に投資を始めている。投資承認手続きの簡潔さ、労働コストと生産性などで総合的にインドネシアより優れている国もある。また、インドネシアで毎年恒例の最低賃金引き上げに伴う労働協議や労働争議も、企業の移転を促す一要因となっている」としている。ビスニス・インドネシア が報じた。