臓器売買でカンボジア初の禁錮10~15年の有罪判決

臓器売買でカンボジア初の禁錮10~15年の有罪判決

AFP=時事によると、カンボジアの首都プノンペンの地裁は3月27日、違法な臓器売買に関与したとして起訴された3人の裁判で主犯の女(29)に禁錮15年、共犯の2人、主犯の女の継父(49)と義弟(22)に禁錮10年の有罪判決を言い渡した。

被告らは貧しい人たちに声をかけ、隣国タイで人工透析を受けているカンボジアの富裕層の患者に、腎臓を売るよう強要した。臓器売買で有罪判決が下されたのはカンボジアでは初めて。同地裁はこのほか、被告全員に対し被害者1人当たり7000㌦(約83万円)の支払いを命じた。