南シナ海で”中国支配”加速 観光ツアーやヘリポート

南シナ海で”中国支配”加速 観光ツアーやヘリポート

中国による南シナ海の現状変更の動きが新段階に入っている。パラセル(西沙)諸島で観光ツアー拡大や、居住環境の改善が進み、スプラトリー(南沙)諸島では埋め立て後にヘリポートなどが出現、軍事利用への懸念が高まっている。

領有権を巡って対立するベトナムの最高指導者、グエン・フー・チョン共産党書記長が4月7日から訪中し首脳会談に臨むが、中国によるこれらの支配の”既成事実”化を止めるのは困難な情勢だ。読売新聞が報じた。