ワールドHD インドネシアで現法設立し不動産開発事業
ワールドホールディングス(福岡市博多区)は4月1日、インドネシアに現地法人ワールドデベロップメント インドネシアを設立し、同社初の海外不動産開発事業を開始すると発表した。日本人駐在員向けのサービスアパートメント(マンスリーマンション)事業を近く立ち上げる。今回設立した現地法人の資本金は50万ドル。ワールドHD子会社のワールドレジデンシャル(東京都港区)が70%、同ワールドアイシティ(仙台市青葉区)が30%を出資。
ジャカルタ市内とジャカルタ東部工業団地に日本人向けアパートメントを設置する。島数などは今後決める。現地には日系企業が数多く進出しているが、駐在員が満足できる宿泊施設が不足しているため、中長期滞在者向け施設を建設して業容を拡大する。将来は現地向けの住宅開発も進める。