石油資源開発がアチェ鉱区で天然ガス産出テストに成功
石油資源開発は5月13日、インドネシアのアチェ地域のブロックA鉱区で天然ガス産出テストに成功したと発表した。同社の100%子会社の「㈱ジャペックスBlock A」(東京都千代田区、資本金23億4000万円) が昨年11月から試掘井「マタン1号井」を掘削してきたが、今回日産量約70万立方㍍の天然ガスの産出に成功したもの。今後は同鉱区のオペレーター、インドネシアの石油・天然ガス会社Medco(メドコ)とともに、当該構造の広がりなどについて、評価作業を実施する予定。
ブロックA鉱区は、ジャペックスBlock Aが16.6%の権益を持ち、残りはメドコと英プレミア・オイル・スマルタが各41.6%を保有している。同鉱区ではすでに3つのガス田で事業化の可能性を探っており、開発投資の決定に向けた検討作業が進められている。