昭和電工 中国の高純度アルミ箔製造拠点の増強完了

昭和電工 中国の高純度アルミ箔製造拠点の増強完了

昭和電工は4月6日、アルミ電解コンデンサーの主要原料である高純度アルミ箔の中国での生産能力増強工事を完了し、4月から量産を開始したと発表した。増強工事をしたのは同社の中国の連結子会社、昭和電工アルミ(南通)有限公司(SDAN)で、従前の月産能力400㌧から600㌧に引き上げられた。

アルミ電解コンデンサーは家電製品からIT機器、電気自動車、ハイブリッド車、新エネルギー分野まで幅広く使用されているが、とくに中国ではエコカーや太陽光発電のパワーコンディショナー向けなど中高圧型の需要の伸びが見込まれている。