国際石油開発帝石らマレーシアサバ州沖で油層を発見
国際石油開発帝石とJX日鉱日石開発は4月7日、子会社を通じてマレーシアのサバ州沖に保有する深海鉱区で、約70㍍にわたる油層を発見したと発表した。場所はサバ沖深海R鉱区と呼ばれる探鉱鉱区。水深は100~1400㍍で、面積は672平方㌔㍍。試掘井を掘削した結果、複数の地層にわたって油層の存在を確認した。今後、埋蔵量など詳細を調査する。
同鉱区の権益は、オペレーター(操業管理会社)のJX日鉱日石サバ深海石油開発とインペックス南西サバ沖石油が各27.5%、マレーシア国営石油会社ペトロナス子会社のペトロナス・チャリガリが25.0%、サントス・サバブロックRが20.0%を保有している。インペックス南西サバ沖石油は、JX日鉱日石開発の100%子会社であるJX日鉱日石サバ深海石油開発と、国際石油開発帝石の合弁会社。