インドネシアKSPI メーデーに100万人規模のデモ実施
インドネシアの労働組合総連合のうち、第2勢力のインドネシア労働組合総連合(KSRI)は4月7日、5月1日のメーデーに全国で100万人規模のデモを実施すると予告した。KSPIのイクバル代表は声明で、メーデーの前にも20州でデモを展開すると説明。メーデー当日は30州でデモを実施し、ジャカルタの大統領宮殿前では10万人を動員すると付け加えた。NNAが報じた。
KSPIが主張および求めている主な内容は①政府が計画する、最低賃金を現在の1年ごとから5年ごとに設定する政策に強く反対する②最低賃金の算出指標とされる適正生活水準(KHL)の項目を、現行の60品目から84品目に拡充する③労働者の定年退職後の生活保障に向け、政府は早急に年金保障に関する政令を発布し、今年7月までに施行するべき–などとしている。