GMS EV普及へ比の通信・配電大手ら3社と業務提携

GMS EV普及へ比の通信・配電大手ら3社と業務提携

グローバルモビリティサービス(東京都千代田区、拠点:フィリピン・マカティ市、略称GMS)は4月9日、アジア新興国で電気自動車(EV)を普及させるためのサービス提供に向け、フィリピン大手の通信・配電企業ら3社と業務提携したと発表した。提携したのは同国最大の通信キャリア、PLDTグループのスマート社(マカティ市)、同国最大の配電会社メラルコグループMSERI社(パシッグ市)、同国最大の料金回収企業メラルコグループ、バイアドセンター社(パシッグ市)の3社。

GMSは独自開発した車両遠隔制御システム(MCCS)を活用し、プリペイド課金の仕組みで車両を提供することを可能にした。支払いが遅延した場合は、遠隔で車両停止・回収を行うサービスを構築した。これにより、アジア新興国において所得の低い人も、電動車両を活用することが促進されると期待される。