三井物産 インドネシアで3社合弁でレンタル工場
三井物産は4月8日、インドネシアで同国とタイの不動産大手と共同出資会社を設立し、日系企業が集積する首都ジャカルタ近郊で、レンタル工場や倉庫の運営を始めると発表した。新会社にはインドネシアのスルヤ・スメスタ・インターヌサが50%、三井物産とタイのタイコン・インダストリアル・コネクションがそれぞれ25%出資する。三井物産の出資額は1160万㌦(約14億円)。新会社はスルヤが運営するジャカルタ近郊の工業団地内のレンタル工場と倉庫を買い取る。メーカーや流通業など幅広い業種の利用を見込む。地方への展開も狙う。