15年成長率は6.7% 東アジアも鈍化 世銀予測

15年成長率は6.7% 東アジアも鈍化  世銀予測

世界銀行は4月13日、日本など先進国を除く東アジア地域の経済成長率見通しを発表した。これによると、2015年の実質国内総生産(GDP)を14年比0.2㌽減の6.7%増と予測した。大きな割合を占める中国経済の減速傾向が響く。中国の成長率は0.3㌽減の7.1%とし、17年には6.9%まで落ち込むとみている。中国以外の地域では、内需が拡大しているとして、14年比0.5㌽増の5.1%を見込んでいる。好調な東南アジア諸国連合(ASEAN)経済に支えられ、今後も上昇すると予測している。