バリ州を例外措置 酒類販売禁止で商業相が方針

バリ州を例外措置  酒類販売禁止で商業相が方針

4月16日から全国で実施されるミニマーケット(コンビニエンスストア)など小規模店舗でのアルコール飲料の販売を禁止する商業大臣令について、ラフマット・ゴーベル商業相は4月11日、バリ州を例外とする新たな新たな規制を施行する方針を示した。国営アンタラ通信が報じた。バリ州の住民はイスラム教徒が少ないことに加え、同国で最も外国人観光客に人気のバリ州で規制が実施されれば、観光客数に大きな影響が出るとして、同州政府は見直しを求めていた。ゴーベル商業相は「規制は実施するが、バリ州は別途、新たな規制を設ける」との考えを示している。このため、バリ州警察にはこの旨通達し、取り締まり対象から外すよう指示しているという。