中国1~3月期GDP7%増へ減速 6年ぶり低水準

中国1~3月期GDP7%増へ減速 6年ぶり低水準

中国国家統計局が4月15日発表した2015年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比7.0%増と、リーマン・ショック後の2009年1~3月期(6.6%増)以来、6年ぶりの低水準となった。14年10~12月期(7.3%増)から減速し、15年の成長率目標(7%)ぎりぎりの水準となった。長引く不動産価格の低迷や、政府による公共投資の抑制策で投資が鈍ったことなどが原因。