ガルーダ航空 1~3月期の赤字幅が前年同期の3倍に

ガルーダ航空 1~3月期の赤字幅が前年同期の3倍に
 地元紙によると、インドネシアの国営航空会社、ガルーダ・インドネシア航空の1~3月期は乗客数が前年同期比20.7%増の540万人、売上高が同12.5%増の8072万㌦(約81億9600万円)だったものの、最終損益は3370万㌦の赤字となり、赤字幅が前年同期の1072万㌦から3倍に膨らんだ。
 同社によると、1~3月期は国内、国際線の合計便数を昨年の3万5817便から4万4224便に増やしたが、1月の座席搭乗率が63.7%と前年同月比で13.7ポイント低下し、単月の赤字額が1800万㌦となったのが響いた。増便による経費増を客数の増加分で吸収する目算が外れたわけだ。ただ、2、3月の搭乗率は持ち直したとし、4月以降の巻き返しを見込んでいる。