ルミナが西ジャワ州ブカシに自動車部品の子会社設立
精密金属加工のルミナ(東京都品川区)は、現地企業との合弁で自動車部品の販売子会社「トウキョウ・ルミナ・インドネシア」をジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ県MM2100工業団地内に設立した。初期投資額は3000万円で、現地提携先の工場に技術を供与。6月から委託生産を開始し、月間売上高2000万円を目指す。主に商用車向けの精密切削加工部品や組立生産の燃料系センサーなどを扱う。そして、2年後をメドに自社工場を設置し、年間約5億円の売上高を目指す。
ルミナの現在の日本国内の売上高は15億円。供給先メーカーが海外での現地生産を推進しており、これに呼応して同社も海外の新拠点を設置、販路開拓することで成長を図るのが狙い。