インドネシアへ日本製中古車両さらに120両譲渡

インドネシアへ日本製中古車両さらに120両譲渡

JR東日本は4月20日、これまで南武線を走っていた205系電車を、インドネシア・ジャカルタ首都圏を運行する鉄道会社、PT.KAI Commuter Jabodetabek (KAI社)に譲渡することを明らかにした。今回決まったのは120両。

JR東日本は2013年から、元埼京線や横浜線で運用されていた205系356両をKAI社へ譲渡している。インドネシアは国内での電車の製造能力が高くないこと、車両の規格が日本と同じであることなどから、古いとはいえ冷房完備で故障も少ない日本製中古車両の需要が大きい。そのため、205系のほかにも、元東京メトロ千代田線や有楽町線、元東急の電車などがジャカルタ近郊を走っている。JR東日本は、乗務員による車両の点検、整備に関する支援なども行っている。乗り物ニュースなどが報じた。