日中「関係改善進む」ジャカルタの首脳会談で一致
バンドン会議出席のためインドネシアを訪れている安倍晋三首相・習近平国家主席の日中首脳がジャカルタで約25分間会談し、両国の関係改善が進んでいるとの認識で一致した。安倍首相は今夏に発表する戦後70年談話を念頭に、「歴史認識に関する歴代内閣(村山・小泉首相談話など)の立場を、全体として引き継いでいる。平和国家としての歩みは今後も不変だ」と述べ、中国側の理解を求めた。会談後、首相は今後も国際会議などの機会に習氏と会談する意向を記者団に表明した。両首脳の会談は2014年11月10日に北京で行われて以来、約5カ月ぶり。