中国1~3月期新規就業者は前年比20万人減

中国1~3月期新規就業者は前年比20万人減

北京・共同によると、中国の人事社会保障省は4月24日、2015年1~3月期の都市部の新規就業者数が前年同期より20万人少ない324万人だったと発表した。新華社電は、リーマン・ショックによる金融危機以来の減少と報じている。景気の減速が雇用に影響した。鉄鋼などの製造業で過剰な生産能力を解消するために、工場閉鎖を進めていることなどが響いたとみられる。政府が掲げる年間1000万人の目標達成に向け、新たな景気対策を迫られそうだ。