15年インドネシアのGDP成長率5%に下方修正 IMF

15年インドネシアのGDP成長率5%に下方修正 IMF

国際通貨基金(IMF)のカルチャナ・コーチャー副局長は5月7日、インドネシアの2015年の実質国内総生産(GDP)成長率を5.2%から5%に下方修正する見解を明らかにした。第1四半期の低成長を踏まえたもので、信用格付け機関もインドネシアの成長率を下げる見通しを示している。
下方修正の要因についてコーチャー副局長は、インドネシアの最大の貿易相手国の中国の景気減速が影響を与えると指摘。同副局長は中国のGDPについても15年は6.8%、16年は6.3%まで落ち込む可能性を示唆した。