フィリピンの銀行口座保有率31%に上昇

フィリピンの銀行口座保有率31%に上昇

フィリピンで銀行口座の保有者が増加している。世界銀行によると、同国成人のうち銀行や電子決済サービスで口座を保有する人の割合は、2011年の26.6%から14年は31.3%び上昇した。金融サービスの拡充や国民の金融知識の向上などが奏功したもようだ。現地紙インクワイアラーなどが報じた。
低所得者の口座保有率がとくに高まっており、成人所得者の下位4割の層では、保有率が11年の10.7%から14年は17.8%に急伸した。保有率を性別にみると、男性の24.4%に対し、女性が37.9%で、大きく上回っている。