牛肉輸入で農相が謀議に参加の疑い浮上 贈賄側が証言
政府の牛肉輸入事業に絡んだ汚職事件で、同事件の贈賄業者インドグナ幹部の公判で5月15日、同社社長や子会社の理事長が証言、ススウォノ農相が昨年12月、出身政党の福祉正義等(PKS)幹部らと共謀し、追加輸入分の業者を指定していた疑いが出ている。証言によると、ススウォノ農相は昨年12月、バンドン郊外のレンバンで、牛肉輸入に関する会議を開き、ルトフィ前党首や党最高幹部と協議。その結果、追加輸入事業の業者を指定し、その見返りとして受注業者のインドグナ側がPKSに現金や車を渡したとみられている。