タイ 高速鉄道に日本の新幹線を採用へ

タイ 高速鉄道に日本の新幹線を採用へ

タイが国内で計画している高速鉄道に日本の新幹線方式を採用する見通しとなった。5月27日に両国の運輸担当大臣が東京で会談し、合意文書を交わす。総工費4300億バーツ(約1兆5000億円)ともされる建設資金の調達など課題は残るが、新幹線の輸出が実現すれば台湾に次ぐ事例となる。今回の高速鉄道は、タイの首都バンコクと北部の観光都市チェンマイを結ぶ総延長約680㌔㍍の路線が対象。日本はインドにも新幹線の輸出を目指しており、官民で取り組むインフラ輸出に弾みがつきそうだ。複数のメディアが報じた。