14年外国人へのビザ発給最多287万件、うち中国7割

14年外国人へのビザ発給最多287万件、うち中国7割

日本の外務省は5月22日、2014年に外国人に発給した査証(ビザ)の件数が、前年比54%増の287万3755件で過去最高になったと発表した。このうち中国が約205万件で全体の約7割を占めた。在外公館別の発給件数では上海総領事館、中国大使館、広州総領事館が1~3位を独占するなど、中国国内にある7つの在外公館がすべてトップ10に入った。
中国に次いで多かったのはフィリピンで約16万件。以下、インドネシア約14万件、ベトナム約10万件が続いた。円安の進行や消費税免税制度の拡充などが発給件数を押し上げたとみられる。