「世界遺産」日韓協議は平行線 継続協議に

「世界遺産」日韓協議は平行線  継続協議に

日韓両政府は5月22日、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を巡る実務者会議を東京都内で初めて開いた。韓国側は日本が登録をめざす23施設に強制徴用された朝鮮人が働いた施設が含まれていると表明。日本は「時代が異なる」などと反論し、議論は平行線に終わった。日本から外務省の新実潤国際文化交流審議官、韓国から外務省のチェ鍾文(ジョンムン)ユネスコ協力代表らが出席した。約3時間の協議は、双方が原則論に終始したが、協議の継続では一致した。