藤田観光 バンコク・ジャカルタで誘客活動本格化
藤田観光は中期経営計画の柱の一つ、海外事業展開の強化を目的に、6月からバンコクとジャカルタにおいてインバウンドの誘客活動を強化するとともに、宿泊施設の出店を加速していくことを明らかにした。
バンコクおよびジャカルタにおける駐在員事務所(いずれも現地スタッフ3名を含む4名体制)開設に伴い、これまでASEAN(東南アジア諸国連合)4カ国のカバ-を目的に設置していたシンガポール法人は5月末で廃止する。これにより同社の海外拠点事務所は上海、ソウル、台北と合わせ5拠点となる。
また、同社は宿泊事業の展開強化を全体戦略の柱の一つに掲げている。2019年の年間外国人宿泊客100万人(14年実績79万人)および、2018年夏開業予定のソウル南大門ホテル計画に続く、海外事業拠点の開設をめざしている。