被災地の農業大打撃 食糧危機も ネパール大地震
大地震発生から1カ月経ったネパールで、主要産業の農業も大打撃を受け、被災地で食糧危機が起きかねないとの見方も出ている。本来なら6月には田植えの最盛期を迎えるはずだが、建物の倒壊で主食のコメの種もみを失うケースが多く発生。また、田に引く湧き水がかれた場所もあり、ネパール政府も危機感を募らせている。毎日新聞が報じた。
ネパールの2013年度の国内総生産(GDP)は約221億㌦(約2兆6870億円)。主要産業である農業に国民の6割以上が従事し、GDPの3割超を占めている。