中国が6/1から日用品の関税引き下げ 内需拡大図る
中g区は6月1日から、衣服、靴、紙おむつ、スキンケア用品の関税を引き下げる。輸入品の価格を下げて国内消費を活発化させるのが目的で、中国人が海外で日用品や衣服を大量購入する「爆買い」を抑える狙いもあるとみられる。
例えばウールのコート、スーツなどの関税は16~17.5%から8~10%に、靴は22~24%から12%に、日本製品の人気が高い紙おむつは7.5%が2%に、スキンケア用品は5%が2%になる。
中国では国内産業保護のために、関税が高く設定されており、海外で購入する方が割安になる場合が多い。中国財政省のまとめによると2014年、中国人の海外旅行者は1億人を突破し、海外での消費額は初めて1兆元(約20兆円)を超えている。