韓国MERS感染50人に拡大 病院構造に問題か
韓国保健福祉省は6月6日、中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)コロナウイルスへの感染者が新たに9人確認され、感染者は死者4人を含む計50人になったと発表した。
この50人のうち、33人がソウルから南に70㌔離れた京畿道平沢(ピョンテク)市の平沢聖母病院、7人がソウル市内の病院で感染しており、韓国紙は病院の構造に問題があったとの指摘を報じ始めている。換気口、窓、ドア、設置されたエアコンの位置など、飛び散った唾液が密閉空間で循環し、それが感染を広げたとの見方だ。