ベトナム南沙諸島ツアーを計画 実効支配アピールか

ベトナム南沙諸島ツアーを計画 実効支配アピールか

ハノイ時事によると、ベトナム当局は6月5日までに中国などと領有権を争う南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島を巡るツアーを試験的に行うことを決めた。実効支配をアピールするのが狙いとみられる。関係国の反発を招きそうだ。
ホーチミン市のウェブサイトによると、ツアーは国営旅行会社サイゴンツーリストなどが実施。6月22日に180人乗りの客船がタンカンカイメップ港を出港し、5泊6日でチュオンサなど2島2岩礁を訪れる。航行距離は約1400㌔で、参加費用は1750万ドン(約10万円)。