13人死亡 6人消息不明 マレーシア・キナバル山地震
クンダサン=共同によると、マレーシア東部ボルネオ島のキナバル山(4095㍍)で6月5日起きた地震で、山中で新たに11人の遺体が見つかった。身元や国籍は不明。この結果、死者は13人となり、6人が消息不明となっている。不明者などの中に日本人1人が含まれている可能性があるとみて、安否確認を急いでいる。地元当局者が6日明らかにした。
キナバル山があるキナバル公園の当局者にによると、日本人は登山者名簿に29歳の男性と記入し、名前欄に「OKAZI(オカジ)」と書き込んでいた。地震発生当時、山頂付近には約190人がいたが、死亡・不明者以外の173人は麓の村・クンダサンに下山。うち26人は落石などで負傷しており、重傷者や昏睡状態の患者もいるという。