ベトナムITベンチャーのリッケイ 日本に拠点開設
ベトナムのITベンチャー、リッケイソフト(ハノイ市)は10月をめどに日本に子会社を設立する。日本企業からの受注拡大に伴い、日本の顧客にベトナム人社員を常駐させるケースが増加、日本に拠点を設けた方が便利だと判断した。
日本拠点設立を機に、これまでドイツをはじめ他の海外地域で模索していた販路開拓を見直し、日本向けに経営資源を集中する方針。日本のIT人材不足で、ベトナムへ開発を委託するケースが増えている状況に対応する。
リッケイソフト売上高は2014年に13年比2.5倍の1億5000万円に拡大、15年は2倍の3億円を見込む。従業員数も14年末の約100人から15年5月までに3割増え、年内に150人に達する見通し。日刊工業新聞が報じた。